カルです
先日急に昔の写真が見たくなって、アルバムが大量に置いてある飛騨の里の家に行き
時間を忘れて見入っていました
懐かしい写真がいっぱい。。。
そして思い出していました
家族に愛されて、ただただ幸せだった小さい頃のことをあれこれ・・・
私が小学校1年生の時の
運動会でのことです
こう見えて足の速かった私は、
選手リレーに選ばれてに出場しました
1年1組だったので、私たちから1番最初に走ります
チリンチリンチリンチリン・・・バーン!でスタート!!
音楽が鳴り響く中、確か4人で並んで、バトンを持っていっせいにスタートしました
すると一緒に走り出した
Rちゃんが、スタートしてすぐに転んで靴が脱げてしまったんです
私は走るのをやめて、止まってそちらを向いてなぜかその子を待ってたんです
ざわつく会場・・・当時の南小なんてすごい生徒数にすごい親の数でしたから
ざわざわしてなんだか怖かったけど、自分でもどうしてかはわからないけど
靴が脱げてるのに置いて走ったらダメな気がして。。。
そしたらピストルが鳴って、先生たちがかけてみえてスタート地点に私たちを戻してくれて
初めからやり直しということで、再スタートすることになりました
スタート地点に戻る間中、会場から拍手がおこり、私はとっても恥ずかしかったのを覚えています
多分時間にして数分だったけど、今でもそのときのことは
スローモーションで思い出せます
父はその出来事を私が大人になるまでずっと、酔うと誰かに話していました
「カルはな~、優しいところがあってよ~」とその話が始まるんです
きっと何回も同じ話を聞いた父のお友達も多いはず(笑)
「いつまでその話?私、小学生で止まってるんかよ、もっと活躍しとるわ」って思ってましたけど
自分が親になってみると、そういう子供の心が嬉しくて可愛くて、
いつまでも忘れられない
エピソードになるってとってもよくわかります
忘れかけていたのに写真を見て急に思い出してしまった出来事でした
父は写真が大好きで、私たちの写真をたくさん撮ってアルバムをたくさん作ってくれてました
今になってとても感謝です
中学、高校になってからは、少し色気づいて(笑)自分でアルバムを作っていました
多分私が嫁いでから、
父がそのアルバムにわかりやすく題名をつけて保管していてくれました
こんな題名がついていますが
優等生な方じゃなかった私の写真。。。
中身はすごいものです(笑)
どんな私でも可愛がってくれていて、ずっと写真の整理もしてくれて
今さらながら感謝の気持ちでいっぱいです
「彰、幼少のゆがんだ顔」というアルバム名に
声をたてて笑ってしまいました
彰とは
横綱兄のこと!本当にゆがんだ顔してました(笑)
ユーモアたっぷりで楽しくて優しい
父でした
色々と考えて、やっぱりアルバムは持ってこないで置いてきました
自分が愛でいっぱいの家庭に育ったことを再確認できて、胸がいっぱいになります
自分に自信がなくなったとき、たまに足を運んで見に行きたいなって思います